学校では教えてくれないお金の話

先進国の中でも金融教育において日本はダントツで遅れています。政府は国民を助けてはくれません。将来への不安を抱えている人と繋がれればと思いこのブログを立ち上げました。「知らないと生涯で数千万円損する」お金の知識を発信していきます。

3つのパターンから見る「ドル・コスト平均法」の安定的な運用例

安定的な運用

投資初心者にとっては、今回のお話はちょっと難しいかもしれませんが、資産形成には非常に重要なことなので頑張って聞いてください。

それは、「ドル・コスト平均法(dollarcost averaging)」という考え方です。

変動率の高い投資商品は、そのパフォーマンス(運用成績)にサイクル(周期)があります

つまり、高値づかみで価格が高くなっている時に投資してしまうと、投資直後に価格が下落し、再度ピークまで戻るのに時間がかかるというリスクがあります。ただし、価格は常に変動しているため、変動率が高い商品は中長期保有すれば高いリターンが期待できます。

このような商品には、毎月一定額ずつ投資する「積立式」の投資が最も適しています。それは、「ドル・コスト平均法」の恩恵を受けることができるからです。

その恩恵とは、以下のようなものになっています。

①投資資金全額を1度に高値で投資することを回避できる
②商品の価格が上がった時には少なく、下がった時にはより多くの口数を購入できる

ドルコスト平均法は誰でも高値掴みを避けられる方法

分散投資

株式や債券など日々値段が変わる資産は、性質に応じて全く異なった値動きをします。

この値動きを初心者が分析し運用するのはかなり難しいはずです。
値動きの推移をグラフとして分析するテクニカル分析や経済状況から考えるファンダメンタルなど、価格を予測する方法が多岐に渡るためです。

そこで、一度に多額の投資を行うのではなく、本来投資する額を少額で月々定額投資にすることで、時期による値動きに一喜一憂せずに応じ、価格が高い時期には少なく、価格が低い時期には多く投資を行うことができる。

これがドル・コスト平均法の基本の「時間の分散」です。

「時間の分散」の手法を採用すると、経済の動向等によって高い価格で投資を行う時期と低い価格で投資を行う時期が生じることになります。

特に今年は新型コロナウイルスにより一時的に価格が落ちたので同じ金額を投資したとしても割安で買えるファンドが多かったです。

こんな経済に不安がある時期に投資を行うのは危ないと思う方もいるかも知れませんが、長い目で見るれば経済は回復していくでしょう。2008年の時のリーマンショックの時もそうでした。ドル・コスト平均法は一回あたりの投資価格が平準化されていきますので、短期的な急な値下がりなどが生じても、それによって生じる損失の程度を軽減することが可能です。

また、みなさんが投資先として考えるのは日本だけではなく、様々な国や地域の株式等に投資することを考えていく事が重要です。

「異なる地域」の「異なる種類」の投資先を資金を効率よく築くために考慮想して、今回の話は聞いてみてください。

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