日本に比べて圧倒的に優れた保険「オフショア保険」について
「保険」という商品は、恐らく日本に住んでいればほとんどの人が無関係ではないでしょう。
生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」では、生命保険に加入している人が20代で約60%、それ以外の30代以降では80%を超えています。
それだけ保険への加入が常識化している日本では、特にリスクに備えるということへの準備に対して非常に敏感だといえます。
このこと自体に関しては、日本では生命保険文化センターの調査結果を見ても「普通」だと考えることができるでしょう。
しかし、「普通」だからこそ保険が良いものであり、誰もがその保険へ加入することが適しているかといえば別の話です。
今回の記事では、日本に多くある生命保険が果たしてあなたに適しているのか?良い商品なのか?ということを知ってもらいつつ、日本以外の保険商品であるオフショア保険と比較して良し悪しを考えてもらいたいと思います。
日本では保険に加入することが当たり前と化しているからこそ、保険の内容を比較することや詳細を比べても多少の差しか見ることができません。
しかし、医療制度や老後の保証がない海外では、日本よりも生命保険の重要性は高く、生命保険は非常に多く展開されています。
そのため、保険という括りで見た場合には、日本にはない特徴や多いなメリットも付随しています。
加入が当たり前であり、国内の保険ではあまり差のない生命保険ですが、オフショアの保険と比べると果たしてどのような違いがあるのか?長い付き合いになる商品でもあるので、ぜひ違いを確認しておきましょう。
日本の生命保険料の約3分の1で済む
オフショア保険は、日本の一般的な保険と比較した場合、(とくに終身保険は)非常に安いコストで加入できます。
下の表は一般的な日本の終身保険とオフショア終身保険の一例について、具体的に保険料と解約返戻金を比較したものです。
条件は以下の内容で比較しています。
- 保険金:1000万円(1USD=100換算、10万ドル相当)
- 契約者:30歳男性、非喫煙者、健康体
保険会社 |
保険料 |
払込期間 |
70歳時(40年後)の見込み返戻金 |
日本 (日本で加入できる外資系保険会社の商品) |
44,286USD (保険金の約44%) |
15年 |
71,520USD (約61%増加) |
オフショア (一時払い保険料のものを使用) ※日本には同様の保険はない |
12,620USD ※円換算=約126万 (保険金の13%) |
15年 |
86,146USD ※円換算=約861万 (約580%増加) |
見てのとおり、この場合、オフショア生命保険の保険料払込み総額は日本の生命保険の3分の1以下です。
また、見込解約返戻金は、増加する可能性を秘めていますし、日本で加入できる外資系保険会社の約9.5倍の増加率を期待できます。
このような保険があることを知ると、たいていの日本人は驚くはずです。
私も初めて知った時は、とても驚きました。
そして、オフショアのことを知らない人は、「詐欺ではないのですか?」と言われたこともあります。
日本人にとって「海外・お金」=「詐欺」と言うイメージをお持ちの方も多いので無理はありません。ですが海外・日本共に保険業界で活動を行ってきた保険会社の幹部によると、「日本では保険料をそんなに安くしなくても売れますし、日本人の方は金額ではなく保証内容で保険に入ります。ですので、保険料を安くすると都合が悪くなる」と言っていました。
どうして都合が悪いかというと、「そういう良い商品(=安い商品)を出すと日本国内の保険業界から嫌がらせを受け、業界から締め出される恐れがある」ということでした。
オフショア保険は一種の「節税商品」
このように、日本の保険は保険料が高く、返戻金が少ない。これは何もオフショア保険と比較するまでもなく、世界の主要国の保険と比べてもそうです。
保険に関しては、日本は鎖国状態にあるといえます。
アメリカでも欧州でも、日本のように加入者がここまで不利な保険はありません。
オフショア、とくに香港が日本の保険と比べて圧倒的に有利な理由は、オフショアでは金融業が完全な自由競争の下にあること、法人税が17.5%と日本に比べて安いことにあります。
オフショアでは当たり前の話ですが、保険金を受け取るときは課税されません。日本では一部の控除額を除いて贈与税・所得税・相続税のいずれかが課税されます。
ということは、オフショア保険というのは、オンショアから見れば「節税商品」であるということが言えます。そこで、以下、オフショア保険の主なメリットの例をまとめてみました。
①保険料は日本の3分の1で見込解約返戻金が多く期待できる。
保険金はオフショアにおいて課税されません。
また、前途で説明したように、日本に比べるとオフショアの終身保険は保険料が3分の1とかなり抑えることができます。
それだけではなく、見込解約返戻金がボーナスにより、増加する可能性を秘めていることを考慮すれば、料金面ではオフショアに大きく軍配が上がります。
②保険の現金化、保険料の全額融資手当
オフショアでは、高額保険の有効な利用法として3つがあります。
- 相続時の納税資金の準備
- 収入保障 (子供の教育費や扶養家族の生活保障)
- 資産継承(とくに複雑な家族構成や資産の大半が不動産というような非流動資産の場合)
これらの富裕層のニーズに応える保険の提案は、シンガポールやスイスのプライベートバンクや、富裕層専門のブティック型の保険代理店により展開されています。
オフショアには優秀なオフショア・ファンドへのアクセスを提供する年金保険プランと、それとほぼ同じ機能を有するが保険の要素のないものがあり、両ケースに置いて積立投資と一時払いのものがあります。こうしたものを利用すれば、日本で個人ベースの年金を運用するよりはるかに効果的な運用が可能です。
生命保険文化センターが実施した「生活保障に関する調査」によると、1世帯あたりの年間払込保険料は平均38.2万円となっています。月に換算すると、約3.2万円です。
また、このデータから生涯(40年間)の保険料の支払い総額は1世帯あたり約1500万円と言う計算になります。これほどの額を支払っているのですから、まず、ご自身の加入保険を見直し、そのうえでオフショアの保険商品と比較してみたらいかがでしょうか?