学校では教えてくれないお金の話

先進国の中でも金融教育において日本はダントツで遅れています。政府は国民を助けてはくれません。将来への不安を抱えている人と繋がれればと思いこのブログを立ち上げました。「知らないと生涯で数千万円損する」お金の知識を発信していきます。

国内投資をする前に見る「オフショア」活用での海外投資

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今回は投資の具体的な方法、金融商品をどんな基準で選ぶかといった、より具体的で実践的な話をしていきます。

 

投資といっても個人個人が置かれている状況によって投資できる額も方法も異なります。

 

なので、全員に共通することは過去の基本編で書いた7つの内容になります。

 

あとは個人個人の判断と選択となりますが、最後に言っておきたいことは何度も申し上げている通り、今の日本ではまともな資産形成は絶望的だということです。



今回は基本編最後の記事ということで、一皮むけるためにも実際にオフショア投資で抑えておくべき流れとポイントをお伝えしたいと思います。

ポイント①オフショア投資専用の銀行口座を開設

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当サイトではオフショアでのお金の運用をお勧めしています。

これは国内の金融商品と海外の金融商品を比較して、利益率や手数料、提供されているサービスの違いから資産設計に国内商品よりも適しているという考えているためです。



まず、日本人がオフショアの銀行口座を作るのであれば、香港にある銀行の支店で口座を開くことをお勧めします。

 

より豊かでいい人生を送るための決断が出来たら観光ではなく、資産形成のために1度香港に足を運び香港にある銀行の支店で口座を開いてください。

 

現在は新型コロナウイルス渡航することは難しいですが、感染が落ち着き安全に渡航ができるようになったらぜひ足を運んで見ていただければと思います。

 

今回は世界でグローバルに展開をしている銀行、HSBC(香港海上銀行)を例にお話をしていきたいと思います。

 

オフショア銀行口座開設の際に気をつけていただきたいのは、日本にあるHSBCの支店で口座を開いても、オフショアのメリットはまったく享受できないということです。なぜなら、HSBCの日本の支店は、あくまでも日本の法律の下で運営されているため全くメリットはあ

りません。

そして、仮にHSBCの口座を開くなら、お勧めなのがパーソナルインテグレーテッド (Personal Integrated) という口座です。

これは日本語でいうと「総合口座」です。日本の「総合口座」と違い、香港ドルの当座口座・普通口座、主要10カ国の通貨の普通口座が用意されており、香港ドルと主要10通貨の定期預金もできるというものです。

 

これが、1つの口座番号で持つことが可能です。

 

グローバル展開しているほかの銀行も総合口座は提供しているのでご自身のお好きなところや使い勝手の良さで選んでもいいかと思います。

 

他にも香港で開設できるオフショア銀行口座は「Bank of China (中国銀行)」「Standard Chartered Bankスタンダードチャータード銀行)」「Citibank(シティーバンク)」などたくさんあります。

 

ですが、HSBCは口座番号が1つですべての通貨を管理することができるのでわかりやすいかもしれません。口座番号の管理が苦手な方はHSBCがお勧めと言えます。

 

また、海外の銀行は日本の口座と違い最低預金残高という仕組みが存在します。

 

これは、最低預金残高が各行ごとに決められていますので確認が必要です。

 

最低預金残高を下回ると手数料が取られてしまいます。

例にあげているHSBCは2019年までこの制度がありましたが、現在この制度は富裕層向けの口座タイプ以外では廃止されているので小額からでも預金ができるようになっています。

 

口座開設に必要なものは以下の2つになります。

 

  1. パスポート
  2. 住所証明書(3カ月以内に発行された公共料金の請求書・英語で表記の銀行の残高証明書・国際運転免許書)

 

そしてやはり、最低限の英語力は必要ですが、安心してください。

基本的に聞かれる内容は資産に関する質問なので、英語が苦手な方でも事前に準備をしていただければそこまで難しいものではありません。

 
ポイント②1つの通貨ではなく「米ドル」「ユーロ」「豪ドル」に分散投資

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